令和元年度 活動計画

 

新たな危機を克服し、
地域の財産貴志川線の永続への道を切り拓こう

 

Ⅰ.はじめに

平成30年度は行政の補助が欠損補助から設備整備の支援に変わった中での3年目でしたが、乗車人員は208万6千人と210万人を割り込み、和歌山電鐵発足以来最低となりました。また収支も約3千5百万円の赤字決算となり、平成29年度赤字と合わせれば累積損失が5千万円となり債務超過に陥り民間会社として経営を続けていくには、大変厳しく危機的状況となっています。
貴志川線は、沿線の就業人口の減少と少子化や、和歌山南IC開通に伴い県道整備が進むという厳しい状況の中での経営を強いられていますが、地域とくらしを支える公共交通としての重要な位置づけはいささかも変わりません。
私たちは貴志川線を必要とする住民団体として、永続を目指して利用促進を図るとともに、公共交通の維持と活性化へ交通政策の確立を求めて活動します。

 

Ⅱ.基本方針

地域の財産であり、なくてはならない住民の足としてくらしを支え、また和歌山県観光の大きな資源である「貴志川線」の活性化と永続をめざして、乗車人員250万人の実現へまちづくりの活動と結び、住民の利用促進、イベントの開催、公共交通の整備促進などに、和歌山電鐵、自治体、関係諸団体と連携して活動を進めます。

 

Ⅲ.重点目標

  1. 経営危機克服へ輸送人員250万人の実現
  2. 快適・便利で利用しやすい貴志川線つくり
  3. 会員2,000人の回復
  4. 大池遊園駅対向設備復活、日前宮~神前駅間新駅設置

 

Ⅳ.具体的な取り組み

  1. 住民の声と想いを結集して活動できる組織づくりに取り組みます
    1. 会員拡大へ積極的に入会呼びかけを行います
    2. ボランティアスタッフへの登録と、活動への参加を進めます
    3. 会員限定イベントを開催いたします
    4. 定例会への参加呼びかけを行い体制の強化を図ります
  2. 利用促進と貴志川線の魅力発信へ電鐵や地域と協働して取り組みます
    1. 「チャレンジ250万人」運動に取り組みます
    2. タケノコ掘り、じゃがいも掘り、貴志川線まつり、ウォーキング、貴志駅春季・夏季多客期応援、駅や沿線の清掃美化、大池遊園桜まつり、クイズラリー、門松づくりなどイベントに取り組みます
    3. 駅設備、ダイヤ、などの要望と集約と提言を行い、その実現を求めてゆきます
    4. 地域のイベントに積極的に参加し、活性化をめざす団体との協働に取り組みます
  3. 広報、PR活動に取り組みます
    1. 会報発行、入会促進リーフレット作成、ホームページの活用、「のぼり」の製作・掲出
    2. 電鐵の危機的な経営状況を訴える沿線ポスティングを行います
  4. 地方鉄道の存続と活性化へ学習と政策活動に取り組みます